レコーディング、ライブで、いい音を出すために Vol.3

いい音出すためには関節の力を抜くってやつは、楽器を弾くにあたって、一番重要な要素なんだけど、長年やってる人でも意外と出来てない人がおおい。
演奏力において、壁にあたって、それ以上のびない場合は、大抵それが出来ていないからなんだよね。
でも、そこの根本を直さずにいくらメソッドを練習しても、解決できないんだよね。(ただし、地獄のメカニカルトレーニングで、短時間に腕が動かなくなるくらいの練習を繰り返すと、力がぬけて、つかめることがあるけど、だらだら長くやってもダメ!)
そこがつかめると、今迄全然できなかった事が、いとも簡単に出来るようになるんだよね。
リズムや、奏法的なところで伸び悩んでいるひとは、一回、自分のやり方をぶっこわしてみるといい。
ただ、歳をとればとるほど、それが出来にくくなっていくんだよね、今迄自分がやって来た事を否定するってなかなか出来ないよね、だけど、長年やって出来ないってことは、何かを根本的に変えなければ変わらないんだよね。
それに引き換え中高生とかに教えると、その場ですぐ出来るようになる事が多い。頭も体もやわらかいからね。
ということで、壁に当たっている人は、今までの自分をぶちこわして、頭も体もやわらかくしてみよう。
これって他のことにも全部共通することだよね。